猫とポンコツ

30代の内向型独身女が転職や仕事、キャリア、生き方などのライフハックをダラダラ書いていきます

虫歯に恐れおののいた1日

2週間ほど前から硬いものを噛むと同時に、右上の奥歯にピシッという痛みが発生。

気のせいだと言い聞かせて時が過ぎていくこと2週間。ついに、なんだか鈍痛のようなものを感じるようになりました。

もしやと思い鏡で奥歯をのぞいたら、「あれ、なんか黒くなってね…?」

 

その瞬間「虫歯」という二文字が頭をよぎりました。もうドキドキが止まりません。

つい2日前に漫画「花のち晴れ」を読んで、胸がドキドキしたばかりなのに、なんて忙しない心臓なのかしら。

 

そんなことを考えながら速攻でGoogle先生Yahoo!知恵袋先生にあらゆる症状を伝え、歯科医になれるんじゃないかレベルの勢いで、短時間の間に虫歯の知識を習得していきました。

気づいたら深夜3時。謎のグロい虫歯画像を漁っている始末。

だって虫歯なんて小学生のとき以来だから、症状とか痛みとか全く覚えていないんですよ。

さすがに痺れを切らして、ネットで夜遅くでもやっている歯医者の予約をとりました。

 

そして翌日、仕事終わりのその足で予約した歯医者へ直行。

もう、仕事中も気が気じゃない。

神経抜くことになったらどうしよう。絶対痛いよね。てか治療費どんくらいかかるんだよ。保険適用されるのかしら。

いろんなことを考えれば考えるほど怖い。なんか恐怖とともにどんどん歯が痛くなっている気がするし。

この歳で歯医者がこんなに怖いなんて!

 

そして歯医者に到着。待つこと10分。お医者さんがやってきました。もう緊張はピークに達します。

怖い、怖いよ、まだ生きたい!助けて!

 

簡単な問診の後、治療台に寝かされ、ついに運命の時がやってきます。

口の中に専用の鏡とかなんかガチャガチャしたものが入れられていきます。

 

すると、お医者さんが、

 

「ん…?」

 

怪訝な反応を示しながらも、ずっと黙ったまま、口の中をいろんな器具でさらにガチャガチャしたりカメラのようなものでパシャパシャしたりしていきました。

 

「うーん…?」

 

え、さっきから何その反応、超怖い。そんなに悪いの?もしかしてただの虫歯じゃなくてもっとひどい病気なの?ねえ、なんなの?

 

するとお医者さんが、ようやく口を開き

「ちょっといいですか?」

といきなり椅子を起こして、前のモニターに口の中の写真を映し出しました。

やばい、これはきっとなんかやばい病気の宣告をされるかも…。お母さんごめん。

 

医者「見てください。これがね、あなたが痛いと感じている歯です」

 

私「はい…」ごくり。

 

医者「すごい、綺麗なんですよね」

 

私「へ?」

 

医者「どう見ても虫歯らしいものは見つかりませんね」

 

私「は?いやでも、めっちゃ痛かったんです」

 

医者「うーん。特に冷たいものでしみたりせずに、噛むと痛いだけということは、歯肉炎とかそういうのかもしれませんね。念のためレントゲン撮りましょう」

 

私「はあ」

 

その後レントゲンも撮ったけど、特に異常なし。

むしろほかの歯も綺麗だと褒められてしまいました。

 

え、何だったの?昨日の恐怖におののいて4時まで寝れなかった私は何だったの?仕事も手につかずに、歯が痛い気がしていた私は何だったの?バカなの?

 

結局、どんなに調べても虫歯は見つからず、その他の異常も全く見つかりませんでした。

優しい先生は、わずかな歯石と歯の着色汚れを取ってくれて、ただただ歯がさらに綺麗になっただけでした。

 

それからびっくりするかのように、歯の痛みもなく、健康優良児そのものみたいなとてもスッキリした気持ちになりました。

 

 

うん…まあ、そんなこともあるよね(*´-`)

とりあえず、安心できただけ歯医者で診てもらって良かったです。

あ、ちなみに黒く見えていたのは小学生の時に詰めた銀歯でした、てへ(*´ω`*)

 

とはいえ、気のせいにしては痛みがあったのは事実なので、ちゃんと歯みがき念入りにして、しばらく様子を見ようと思います。

 

歯は命。ちゃんと定期的に検診しましょう☆