激務でも転職活動を上手く進めるコツ
こんにちは。
1年前から更新していないこのブログですが、定期的にアクセスがあるこちらの記事を見て、再開することにしました。
激務の転職活動は相当キツイので心して掛かるべき - 猫とポンコツ
やっぱり、みんな現職大変だよね。激務だと、転職活動ほんと進まないよね。
激務じゃなくても、いくら辞めたいとはいえ、責任感持って仕事に取り組んでいる人なら、そう簡単に転職活動のために休んだり早く帰ったりできないよね。
面接日にどうしても対処しなきゃならない想定外のトラブルに見舞われることだってあるもの。そうなると本当に心折れますよ。
しかも転職活動には、こんなにやることいっぱい。
- 転職サイトに登録(このレジュメ登録やたらめんどくさい)
- 履歴書・職務経歴書づくり(転職サイトに登録したやつそのまま使えよって思うよね)
- 顔写真撮影(スピード写真で撮ったらデータで送れないし)
- 転職エージェントとの面談(やたらオファーがくるからひとつひとつ確認が大変)
- 求人票の確認と応募(何十件もの求人票に目を通して比較検討しなきゃならん)
- 面接準備(それぞれ傾向と対策が違うからひぃーってなる。書類も印刷しなきゃならない。てかメールで送ってるからいらんやろ。ペーパレス化しろや)
- 時にはWEBテストや課題も課されたり(もう徹夜…)
- 内定からの入社企業の決定(まだ受けてるところがあるから、そこの調整がてんやわんや)
- 入社日の交渉(いつ辞められるのかわからんし)
- 現職の退職交渉(つら)
ざっと洗い出してもこれだけあって、まだまだ細かなやることいっぱいあります。
ただでさえ仕事大変なのに、土日も休まる暇もないのです。
そのため前述の記事のように、私も何度も転職活動をしては挫折してきました。
でもだからこそ、私なりに学んだこともあります。
そこで今回は激務でもできるだけ効率よくスムーズに転職活動を進められる方法をお伝えします。
※アフィリ記事じゃないよ!
1.なぜ転職したいのか?と、とことん向き合う
ほんと、これ大事。
あなたは、なぜ転職したいのでしょうか?
もっと給料を上げたい?職場がブラックだから?キャリアアップ?
なんでもいいです。履歴書に書くような建前じゃなくて、本音で今の会社を飛び出して他の会社で働きたい理由をしっかり考えましょう。
ここがボヤけてしまうと、転職活動中にふと、「あれ、そもそも私何がしたいんだっけ?」という根本から問い直すことになり、一からのやり直しになります。ほんと無駄な時間です。だから、揺るぎない「転職したい理由」をしっかり定めましょう。
1人て悶々と考えても答えが出ないなら、転職エージェントの方と話しながら整理してもいいかもです!
2.次の会社で絶対に譲れない条件を洗い出す
1と似ていますが、転職したい理由からさらにブレイクダウンして、具体的に「譲れない条件」をピックアップしてください。
これは求人票に書かれている観点で整理すると、後々、効率的な応募企業の選定につながります。
ざっと挙げるとこんな感じ。
- 年収
- 会社規模
- 勤務地
- 雇用形態
- 勤務時間
- 平均残業時間
- 社内制度
- 福利厚生
でも、人って条件を提示されると欲が出てきて、アレもコレも!になりがちです。
そうなると範囲が狭まってしまうので「最低限これだけは譲れない」というもの、1〜2つくらいに絞るようにしましょう。
3.自分に合った媒体を選ぶ
何も転職エージェントを使わなければいけないわけではありません。直接応募するのだってありなんです。
肝は「自分に合うかどうか」。ということで、状況別に整理してみました。
必ずしも当てはまるわけではないので、あくまでも参考程度として捉えてもらればと思います!
(1)行きたい企業が明確に決まっている場合は、「直接応募」も視野に
憧れの企業があって、どうしてもここしか考えられない!というピンポイントに受けたい企業が決まっている場合は、その企業のHPから直接応募しましょう。
これには理由があって、転職エージェントを通して採用が決まると、企業はエージェントに採用者の年収の何パーセントかを報酬として支払わなければならない仕組みになっているのです。だいたいはたぶんそういうビジネスモデルなはず。
だから、直接応募してくれたほうが、企業にとっては採用コストがかからないため、メリットが大きいんですよね。
あと、これは採用に関わっていた私の経験談ですが、直接応募してくれたほうが「うちへの志望度が高いな!こやつはやる気や!」みたいな入口部分で良い印象を与えることができます。
ただ、エージェントから紹介してくれた求人を見て直接応募することは、たしかルール違反だったと思うので、やめましょうね。
(2)企業は明確じゃないけど、業種や職種か定まっているなら、「業界特化型のエージェント」へ!
どこの会社がいいのかわからない、でもこの業界に行きたい!というのであれば、その業界に詳しいエージェントを選ぶのが◎
例えば、IT業界がいいとか、バックオフィス系の職種がいいとか。
もちろん、業種や職種によっては無いものもあるかもしれないですが、意外と特化型のエージェントは使えます。
メリットはやはり、情報量と非公開求人の多さ。
今成長している企業はどこか、から、その会社の内部のことまで詳しく教えてくれることが多いですよ(入社した人からも情報収集とかしてるのかもね。知らんけど)。
あと、面接前に丁寧に攻略法?を説明してくれたりして、結構ありがたいです。
(3)そもそも、どこ行きたいのか超漠然としてる!って人はとりあえず大手のエージェントが◎
どんな会社があるかわかんないし、未経験の業界も気になる!みたいな漠然としてる方はとりあえず求人数の多さでは負けない、大手のエージェントに行きましょう。
これまでの経験をもとに業種職種問わず幅広く求人を紹介してくれます。
そこからピンときたものに絞っていくといいかと思います。
もちろん、エージェントの複数利用がオススメです。多すぎると管理がめんどくさくなるので、それぞれの特徴を活かして2〜3つくらいを利用するのがいいかと思います。
それでも激務がヤバすぎて転職活動できないなら、退職後も全然アリ!
やっぱり余裕がないと、とにかく辞めたい!逃げたい!が先行して、自分のキャリアとしっかりと向き合うことができません。
だから、私は退職後の転職活動もアリだと思っています。
巷では、「生活のこともあるのに、退職してから転職活動するのはありえない!」という意見がやや多いので、不安になりますが、有休消化期間を使うとかいろいろやりようはあります。
ちなみに私は、あまり褒められたものではありませんが、嘘も方便を利用させてもらって、休職して転職活動をしたことがあります。それなら、万が一失敗しても戻れるところがあるからね(嘘がバレないことが絶対条件ですが…)。
まぁとにかく、2〜3か月無職になったところで人生詰むことは滅多にないですよ。
激務の人たちはこれまで一生懸命に頑張ってきた底力があるので、しっかり取り組めばきっと良い会社と出会えるはずです。そこは自信を持っていいと思います!
とにかく焦って失敗するより、長い長い自分の人生ですから、本当に納得いく形で転職を終えてほしいなあと思います!!
そこに幸せがあるから…