猫とポンコツ

30代の内向型独身女が転職や仕事、キャリア、生き方などのライフハックをダラダラ書いていきます

人が辞める時に精神的ダメージを食らう3つの理由

私の職場はかなり入れ替わりが激しいです。

今の会社に入って3年が経ちましたが、入社時にいた社員は、悲しいかなほとんどいなくなりました。

そんな退職者が多い職場なもんだから「あ、この人もうすぐ辞めるな」っていうのを察する不思議な能力が備わるんです。オーラというか、そういうのをすぐに感じ取っちゃうんですよね。それも的中率98パーセントくらい。人気占い師顔負けの腕前でございます。

 

とはいえ、慣れているつもりでもやっぱり同じ職場で頑張ってきた人が辞めることを知った瞬間って精神的にダメージを受けますよね。

本人が決めたことだから、外野がとやかく言うことではないんだけど、なんかこうジワジワとやる気を削いでしまうものです。

このダメージはいったい何からくるのか、しばらく考えてみると、大きく3つに分けられるという結論に至りました。

 

1.単純に寂しい

そう。当然ながら苦楽を共にした仲間がいなくなるのだから、寂しいに越したことはありません。

一緒に仕事をしたことがなくても、たまに話したり挨拶したりして、何かしら関わってきた人が辞めると聞けば、一抹の寂しさを感じるのは当然です。

失ってからその人が大切だと気づく。それは会社に限らず世の常と言えましょう。

 

2.なんとなく自分に責任を感じる

当事者意識が強く色んなことに責任感を持つタイプの人、あるいは自意識過剰でナルシスト入っている人は、辞めるのは自分のせいなんじゃないかと感じることがあるのではないでしょうか。

「あの時、もっと力になってあげれば良かった」「あんな仕事を振っちゃったから嫌になっちゃったのかな」なんて、原因を自分の中にあると思い込んで自責の念に駆られる。はい私、結構あります。笑

大体ほとんど気のせいです。

 

3.先を越されたという焦り

これが結構当てはまるんじゃないでしょうか。特に現状の職場や仕事に不満を抱えている人。

まるでその人が苦しい呪縛から解放され、幸せな道に進もうとしているかのように感じてしまうと、羨ましさやら嫉妬やら焦りが襲ってくるんですよね。

そして、「自分も辞め時かも…」「この会社に未来はないのかも」と単純思考に飛躍して、すぐに転職活動を始めちゃったりね。

はい、これも私です。

速攻で転職エージェント行きました。そして失敗しました。

また中でも影響力のあった社員が辞めると、後追い退職者が増える可能性大。そうなるともう負のスパイラル。

会社は残った社員へのダメージケアを丁寧にしないと、大変なことになります。

 

人って基本意志が弱いから、いとも簡単に揺らいじゃうんです。みんな不安なんです。すごいわかります。

でも、転職はそれなりにパワーがいるもの。自分が本当に辞めるべきかどうかは、周りに左右されずに、自分自身の内なる声に耳をしっかり傾けて、後悔しない判断をしたいですよね。

自戒の念も込めて…。