風邪引いたけど葛根湯の即効性しゅごい
2日前に風邪を引きました。
20代の頃は滅多に風邪なんか引かなかったのに、この頃歳のせいか、しょっちゅう風邪を引くことが多くなった私。
あ、なんか喉痛いかも…と思ったのも束の間、瞬く間に悪寒と頭痛とだるさが襲ってきました。
すぐさま仕事を切り上げて夜間でもやっている病院へ。
たいした診察もしてくれず「風邪の引き始めだと思うから、葛根湯出しておきますねー」って、絶対私より年下だろって感じの若い医者から軽く言われ。
いや、結構しんどいのに漢方とかやめろや、すぐ効く西洋医学の薬を出してくれやと。不満たっぷりで病院を後にしたわけです。
別に漢方薬を信じていないわけではないですが、あんまり即効性があるイメージなかったんですよね。次の日も大事な会議があるのに、じわじわと治している場合じゃないんですよ。
しかも葛根湯とか、よく聞くけど気休めの栄養ドリンクみたいなもんでしょ。
そんなこんな無知の私は考えていたわけです。
でも、どんどん熱は上がるしだるさは増してくるしで、藁をも掴む思いでとりあえず葛根湯を飲みました。
ていうか、熱で辛すぎるとあれだね、無駄に意味わかんない独り言と暴言を呟くよね。
しかもしんどすぎて、森山直太朗の「生きてることが辛いなら」を気づくと口ずさんでいる始末。
こんな歌(いや、めっちゃいい歌ですけど)歌ったこと一度もないのに、どこの記憶の回路が呼び起こされたのか。熱ってすごい。
薬を飲んでほんとはちゃんと安静にしなきゃいけないんだけど、どうしても「花のち晴れ」のドラマが見たい私。
頭ん中森山直太朗で命の尊さを感じつつも、横になりたい体にムチを打って、花晴れの音と晴の行く末を見守ることに。
するとなんかすごいどんどん汗をかき始めまして。熱も38度まで上がりまして。
暑い、辛い、やばい、花晴れ切ない、森山直太朗が離れない…
複雑な感情を抱きながら、身体の限界を感じ眠りにつきました。
そして、翌朝。
寝汗ぐっしょり。
でも、あれ体が楽になっている…!!
熱を測ると36度5分。
喉も痛くない!
普段は風邪引いても回復までに2日はかかるのに、なんと一晩で治ってしまいました!
葛根湯しゅごい。
調べてみると、風邪の引き始め(悪寒や熱が上がってきたくらいのタイミング)すぐに飲むと、葛根湯パワーで体温を上げて菌とかウィルスを退治する身体の免疫反応が働き、撃退したら、発汗させることで体温を下げて治してくれるのだとか(専門的なことわからないんで、ちょっと違っていたらごめんなさい)。
引き始めがポイントで、逆に、風邪が進行してからでは意味がないらしいです。
無理に熱を下げたりする薬を飲んでも、根本的に風邪を治してくれるわけではないので、本来の身体の抵抗力を発揮させる役割を、葛根湯さまは担ってくれるわけですね。
すばらしき漢方!すばらしき東洋医学!
これからも風邪引いたときは葛根湯さまのお世話になります。
ということで、まだ多少鼻水が出るけど、今日も元気に仕事に行くことができました。
森山直太朗の歌も頭の中から消え去ってくれました。
生きてくことが辛いなら、嫌になるまで生きるがいい(歌詞より)
いい曲なので、YouTubeのURL貼っときますね(結構ハマっている)。
多少の風邪にこれからも負けずに、しぶとく生きて頑張ります。