臆病な内向型が人間断捨離を実行した結果…
私はたぶん絵に描いたような「内向型」です。30代になり、ようやくちゃんと受け入れるようになりました。
これまで薄々気づいていたけど、たくさんの友だちを作って、趣味とかいっぱい持って、ワイワイきゃっきゃリア充したい願望がありました。
でも、そんな願望とは裏腹にワイワイきゃっきゃが続かないんですよね。疲れるんです。
そんな自分を認めたくなくて、20代の頃は外交的な友だちと、よくリア充に勤しんでいました。
ところが、突如30を超えたあたりから、楽しい気持ちより「しんどー!!」って気持ちが上回るようになりました。
新しい出会いにワクワクしていたのに、「どうせこの人とはもう会わないだろうな」と、その先が見えてしまったり、仲良い友だちの会話にいちいち「わかるー!」って共感していたのに、本心は全然わかっていないことに気づいてしまったり。
そういうのがどんどんと積み重なっていくうちに、
「あ、わたし無理してるんだ。ていうかこういうのもともと無理なんだ」
と、認めざるを得ないところまで来てしまったのでございます。
BBQとか女子会とか合コンとか飲み会とか謎のイベントとか、もはや全く心が惹かれない。できれば、家で1人でいたい。
最近はその気持ちが甚だしく大きくなりすぎて、友だちや職場の人の誘いを断る、あるいはすぐに帰るようになりました。
すると、
めちゃくちゃ楽!!!!
自分の時間がこんなにとれるなんて、何という解放感!解き放たれたよ、私!!最高かよ!
もちろん、すごく不安にもなりました。これまで築いた人間関係にヒビが入るんじゃないか、誰からも誘われなくなって孤独人生まっしぐらになるんじゃないか。と。
でもかといって、これまでのように外交的なふりしてワイワイきゃっきゃ続けても、どんどんしんどさが増してくることもわかっているので、ある意味キッパリ開き直りました。
ここ1ヶ月、ほとんど週末は相手の都合だけに合わせた予定を入れていません。その時自分がやりたい、こうしたい、楽しいと、思うことに正直に忠実にに過ごしてきました。
そしてしばらくそんな状態で過ごしていると、不思議かな、人に会いたくなるんですよね。
それも、自分が「この人と話したいな」と思う人がハッキリとしてくるんです。
内向的であっても人間嫌いとは違います。むしろ人間大好きです。
だから、自分が好きで本当に会いたいと思う人にだけ、連絡を取ったり会ったりするようになりるんです。自然と自分に必要なモノ、人だけが残るんですね。
これぞまさしく断捨離!!!
これまで人間関係を断捨離するというと、完全に縁を断ち切り、俗世界から断絶した仙人とか修行僧みたいなイメージがありましたが、そうではなかったのです。
無くなるんじゃなくて、ちゃんと自分に必要なモノや人に最適化されて残るんですね。
断食すると、身体の調子が良くなり飯が美味くなるみたいなことではないかと(なんか違うか)
これからは、もっと自分に正直に生きていこうと思います。