猫とポンコツ

30代の内向型独身女が転職や仕事、キャリア、生き方などのライフハックをダラダラ書いていきます

90年代の素晴らしさよ

ぼくらの勇気 未満都市2017」観ました。

内容は微妙だったけども、それよりも当時のジャニーズ黄金期時代を生きた我々世代にとっては、あの伝説のドラマを蘇らせてくれた方々に感謝感激雨嵐です。

まあ内容は微妙だったけども、ところどころに散りばめられたKinKi Kidsの歌のタイトルとか、金田一や銀狼怪奇ファイルのセリフとかに萌えさせてくれました。

そして何よりも小原裕貴が出てくれたことに興奮MAX!年齢は重ねたものの、相変わらずのイケメンさに脱帽。もしジャニーズ続けてたら、山Pあたりのポジションにはいたはず。

 

そんなことを考えながらも、やっぱり90年代の素晴らしさに思いを馳せてしまいました。

当時のわたしは小学生のガキンチョだったから、そんな青春の思い出はないんだけど、歌にしろドラマにしろ、テレビ番組にしろ、本当に神がかっていたなと感じるのです。

 

特にJpopはジャンルも様々であるものの、全体的にハイレベルだった。そしてそれをみんなが知っていて、誰もが歌えたことがすごい。

言わずもがなのミスチルスピッツ、そして天才・小室ファミリーのアーティストの数々、ダンスも歌唱力も今のアイドルなんか到底及ばないSPEEDや沖縄アクターズスクールのアイドルたち、GLAYラルクのビジュアル系神バンド、今のジャニーズの基盤を作ったジャニーズJr.…などなど。

そして後期には、浜崎あゆみとか宇多田ヒカルとかミリオン常連の歌姫たちが現れて、時代を席巻していった。

世の中的には沈んだ時期にあったのかもしれないけど、それを感じさせないパワフルな時代でした。

 

めまぐるしく天才や大スターたちが現れては夢中になった日々。

あの時は、空気のように当たり前に聴いていたけど、今となっては多感な時期に、すごい時代にいられたんだなぁと改めて誇りに思う限りでございます。

 

今も良いアーティストはいるけど、誰もが夢中になるような絶対的・カリスマ的な存在って出なくなってしまったよね。「歌姫」なんて言葉が古く感じるほど。

きっとテレビ離れが進んだり、SNSが普及したりして、そこに憧れを求めなくなってしまったのかもしれない。

というより個人がそれぞれの個性を外に発信したり、一人ひとりが自分なりの楽しみ方を見出したりするような時代になったというか。

 

それはそれで、個人が自立していて多様性ある社会へと一歩成熟したとも言えるのかも。

でも、なんとなく最近90年代を懐かしむ声が増えているのは、何かみんなが共通のものに熱狂する一体感をもう一度味わいたいという思いが背景にあるのではないかと、感じずにはいられません。

 

そんなこんなどうでもいいことを考えながら、YouTubeで聴く懐かしい歌とともに、今日も週末ダメ人間を謳歌しています。